さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

ひらまつ 野菜そば


ども、さんぺいです。

なんですと!
沖縄は梅雨が明けたと思ったら、さっそくの台風。
台風4号の影響で、昨日の午後からは突発的な雨に見舞われています。

今日現在は風はそれほどでもないですが、頻繁に雨が降っています。
せっかくの週末なのになぁ。



今回も引き続き、久米島沖縄そばの紹介です。

久米島沖縄本島の西、約100kmほどに位置し、沖縄の島としては、沖縄本島西表島石垣島宮古島に次いで5番目に大きな島になります。

県内でも有数の美しいビーチがあるほか、起伏があって独特の景観があり、文化や産業も豊かな島です。


今週、久米島へ行った時には天気が良かったんだけどなぁ。



久米島の有名な観光スポット。
「比屋定バンタ」からの景色です。

どこまでも続く海。
もう何時間でも見続けていたくなるような魅力が、離島の景色にはあります。



さて、ここから沖縄そばの紹介です。
この日のお昼は、久米島町謝名堂の『ひらまつ』でいただきました。

okinawasoba.hatenablog.com
前回は、梅雨の大雨の中訪問し、軟骨ソーキそばを食べたんだっけ。

店は、島の東側、久米島町役場のすぐ近くにあります。
アクセスも便利な場所で、駐車場ももちろん完備。

島の幹線道路沿いにあるので、店はすぐに分かるはず。



年季の入った外観も素敵です。
黄色い看板に大きく『ひらまつ』の文字が印象的ですね。




店内は、カウンター席があり、夜はスナックにもなりそう。
夜用のつまみメニューも並んでいます。

カウンター席では店の方と、常連のおじさんがゆんたくしていました。

久米島の夜もディープそうだな・・・。
いつか夜にも訪問してみたい。

『ひらまつ』のメニューです。
「ブラウン」は、「久米島の久米仙」のことかな。
タコ焼きがあるのも気になりますね。

沖縄そばは、基本の「久米島そば」→三枚肉のそばのほか、ソーキそば、野菜そば、さらに山羊そばなんてのもあります。

飲んだ後の〆に、山羊そば食べたいなぁ。




今回いただいたのは、沖縄県が誇る完全食、かつパワーフード「野菜そば」です。

「肉野菜そば」は、「野菜そば」「肉そば」とも表記される、沖縄そばに肉野菜炒めを乗せた料理です。
沖縄の「二郎系」とでも言うんでしょうか。

「二郎」がラーメンとは別物であるように、「肉野菜そば」も沖縄そばとはまた違った魅力があります。

okinawasoba.hatenablog.com
詳しくはこちらを一読いただければ。


はい、どー------ん。

『ひらまつ』の「野菜そば」800円です。
写真からも分かると思いますが、圧倒的な野菜量。
店のおばちゃんも「那覇ではこんなに野菜出ないでしょ」と笑っていました。

理屈じゃない、胃袋で感じるんだ。

まさに、「野菜そば」を代表するような『ひらまつ』の一杯です。



まずは、山を制すべく、大盛の野菜炒めからいただきます。

もやし、葉野菜、ピーマンに、ポークランチョンミートっから成る野菜炒め。
シャキシャキでアツアツで、モリモリ。

『ひらまつ』は、さすが熟練のおばちゃんが作っているだけあって、見た目の暴力性とは裏腹に、すごく優しい味付け。
これならいくらでも食べられるよ。



麺は中細のっ平打ち麺。
やや縮れが入っています。

野菜炒めの力強さにも負けない麺。
食べ応えがあります。



スープは、前回食べたしっかり動物系の出汁が効いたものですが、野菜の甘味も溶け出し、より深い味わいに。
「野菜そば」は、このミクスチャーなスープの味わいもまた魅力なんですよね。

濃厚で、味わい深いスープですが、しつこさは全然なく飲み進められます。



汗だくになりながら、完食しました。

野菜量は、これまで食べたなかでもトップクラスの「肉野菜そば」だと思います。
野菜炒めの味付けが濃くないので、ボリュームはしっかりあるものの、無理なく食べることができました。
時折顔を出すポークランチョンミートも最高ですね。

肉野菜炒め、沖縄そば麺のしっかりしたボリューム、濃厚なスープと三位一体の美味しさを満喫しました。

久米島のアンマー達の愛情も感じるような一杯でした。
まーさん。



久米島町沖縄そば一覧】

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