ども、さんぺいです。
石垣島麺活の旅の続きです(1日目)。
先ほどの『平良商店』で牛そばを食べた後、天気が良かったので原付で遠出することにしました。
気分によってプランを適当に変えられるのが一人旅の良い所ですよね。
石垣島を西海岸沿いに回り、北上しました。
目的の川平湾へ。
石垣島でも有名な観光地で、石垣島を訪れた旅行者は必ず訪れるんじゃないでしょうか。
私も、何度も来ていますが、この日は天気に恵まれたため特に絶景。
これぞエメラルドグリーンという海の煌めき。
思わず息を呑んでしまうような美しさ。
目当ては、実は景色の方じゃなくて八重山そば。
川平湾近くにある『公園茶屋』に行きたかったのでした。
公園茶屋の大きな文字と、ブルーの八重山ミンサー柄が印象的な外観。
『公園茶屋』は、沖縄トヨタのテレビCMの出てきたお店で以前からずっと行きたかったのです。
1961年創業で、八重山そばのお店としてはかなり古い老舗。
長く地域に親しまれているお店です。
観光地にありますが、あまり華美ではなくふらっと入れる食堂の雰囲気を残しているのが良いですね。
店内には有名人のサインが多数飾られていました。
八重山そばを代表するお店なんですね。
席は、テーブル席と座敷があります。
ひとり客でも、入りやすい雰囲気。
私以外にも、旅行者のひとり人客が結構いました。
『公園茶屋』のメニューです。
昔ながらの食堂らしく、カレーライスやみそ汁、ちゃんぷるー系が揃っています。
沖縄そばは、八重山そば、ソーキそば、てびちそば。
そして、沖縄焼きそばも。
八重山そば700円をいただきました。
八重山そばは具材もシンプルで、価格も優しいので、そこが嬉しいですよね。
昔ながらのといった雰囲気のそば。
豚と鶏ガラ、鰹節に昆布などで出汁を取っているというスープ。
動物系の出汁がしっかり効いた八重山そばで、でも重たい感じはなくて飲み口はライト。
豚と鰹のバランスがすごく良いなと感じました。
動物系が主張するほどではないのですが、しっかりコクが感じられて、雑味もなくて美味しいスープ。
味付けは、わりとしっかり目でした。
石垣島をかたどったカマボコ(逆に撮ってしまってすみません)。
可愛いですね。
こんな遊び心、大好き。
麺は、八重山そば定番の中細のストレートの丸麺。
今回石垣旅行の中でも、特に『公園茶屋』の麺が印象的ですごく美味しかったです。
細麺だけど、しっかりと、もっちり感が感じられて。
食感が最高でした。
具材は、こちらも八重山そばの定番、揚げカマボコに、豚肉の細切り、そしてネギ。
シンプルな構成、だけどスープと麺の美味しさを味わうには充分。
これも八重山そばの魅力です。
今回回ったお店には、どこでも香辛料「ピパーチ」が置いてありました。
八重山そばに欠かせない存在なんですね。
動物系の出汁が良く効いた八重山そばはベースがしっかりしているので、「ピパーチ」が良く合います。
『公園茶屋』の八重山そば。
どこかホッとする味わいもあるそばで、穏やかな印象の八重山そばでした。
インパクトのあるガツン系も良いですが、抑制された感じが逆に心に沁みます。
だからこそ飽きがこなくて、毎日でも食べたくなるんでしょうね。
60年以上続く八重山そば。
食べる事ができて良かった。